睡眠の質を上げるために、まず寝具を見直す方が多いですが、パジャマも睡眠環境を整えるのにおすすめの重要なポイントです。
ですが、パジャマは本当に種類が多いので、どんな素材や形状のパジャマが睡眠の質に影響を与えるかわからないですよね。
ここでは、睡眠の質を上げるパジャマの特徴をはじめ、選び方やおすすめの睡眠の質を上げるパジャマ(レディース・メンズ)、お手入れ方法などをご紹介します。
寝つきが悪い、夜中に目覚める、寝起きがつらい、、といった睡眠にお悩みの方は、自分に合うパジャマをぜひ見つけてくださいね!
睡眠の質を上げるパジャマおすすめ9選(ユニセックス・メンズ)
ここからは、睡眠の質を上げるおすすめのパジャマを9選ご紹介します。選び方のポイントを参考にしながら、合うパジャマを選んでみてくださいね!
TENTIAL BAKUNE Dry
TENTIALのBAKUNE Dryは、寝ている間に疲労回復ができるリカバリーウェアでパジャマとしても着用できます。
特殊繊維が練り込まれ、身体から発せられる遠赤外線を輻射して適度に身体を温めるため、血行が促進されて疲労を緩和してくれます。服がまとわりつかず寝返りをスムーズに打てるよう、縫製なども工夫されています。
吸湿速乾性の高い素材なので、べたつかないサラッとした着心地を実現。ずっと着ていたくなるような肌触りとなっています。
商品ラインナップ | 半袖・ハーフパンツ・長袖・ロングパンツ・半袖上下セット・長袖上下セット・チュニック |
性別 | ユニセックス |
季節 | 春~夏 |
素材 | 綿59%、ポリエステル38%、ポリウレタン3% |
公式サイト:TENTIAL BAKUNE Dry
TENTIAL BAKUNE Pajamas
TENTIALのBAKUNEシリーズでは、疲労回復パジャマも揃っています。
先にご紹介したBAKUNE Dryのほかにも、
- 秋冬におすすめなスウェットタイプ
- 肌を労るガーゼ素材
- シルクのような肌触りのプレミアムパイル
- 裏起毛素材で真冬におすすめのBAKUNE Warm
と、さまざまな素材のパジャマが揃っていて、季節や着心地に合わせてチョイスできます。ユニセックスとレディース向け商品があるので、身体に合ったサイズが選べるのもうれしいポイントです。
商品ラインナップ | ・BAKUNE(スウェットタイプ・レディース有り) ・BAKUNEチュニック ・BAKUNEガーゼ ・BAKUNEプレミアムパイル ・BAKUNEメッシュ ・BAKUNEパジャマ ・BAKUNEパイル |
性別 | ユニセックス/レディース |
季節 | 【オールシーズン】 Dry長袖・メッシュ長袖・パイル長袖・パジャマ 【春夏】 Dry半袖・チュニック・メッシュ半袖・パイル半袖 【秋冬】 BAKUNE・BAKUNEレディース・チュニック・ガーゼ・プレミアムパイル 【真冬】 Warm |
素材 | ・BAKUNEスウェット/チュニック…本体:綿59%、ポリエステル38%、ポリウレタン3%/リブ部分:綿95%、ポリウレタン5% ・BAKUNEガーゼ…綿 71% ポリエステル 26% ポリウレタン 3% ・BAKUNEプレミアムパイル…綿、ポリエステル、ポリウレタン ・BAKUNEメッシュ…ポリエステル 84% ポリウレタン 16% ・BAKUNEパジャマ…ポリエステル100% ・BAKUNEパイル…ポリエステル58% 綿32% レーヨン10% |
公式サイト:TENTIAL BAKUNE Pajamas
シックスパッド リカバリーウェア スリープ
シックスパッドのリカバリーウェア スリープは、着るだけで血行を促進し、疲労回復へ導いてくれるパジャマです。
天然鉱石を原料とした高純度セラミックを練り込んだ特殊繊維「Mediculation(R)」により、筋肉のハリや凝りの緩和・疲労物質の蓄積抑制・神経痛や筋肉痛の緩和などさまざまな効果が期待できます。
上質でなめらかな素材を使用。ロゴを刺繍加工していないので、裏地へのうつりがなく肌に触れるストレスを解消するなど着心地にもこだわっています。
商品ラインナップ | 半袖・ハーフパンツ・長袖・ロングパンツ |
性別 | 記載なし S~LLまで |
季節 | 春~夏/秋~冬 |
素材 | レーヨン63%・ポリエステル29%・ポリウレタン8% |
公式サイト:シックスパッド リカバリーウェア スリープ
ブレインスリープ ウェア サーモコントロール
ブレインスリープのサーモコントロールは、暑いときに涼しく、寒いときに暖かく調温してくれるリカバリーウェアです。
睡眠中の寒暖差は最大で7%にも!寒暖差はさまざまな睡眠トラブルの原因になるといわれています。
ブレインスリープでは、直径20~30ミクロンのマイクロカプセル『アウトラスト』を繊維に組み込んだ画期的な宇宙テクノロジーで自動調温する素材を開発。
アウトラスト自体が温度変化に応じて吸熱・蓄熱・放熱することで、人が快適だと感じる肌の表面温度32℃±1に近づけることで、快適な睡眠へと導きます。
肌に優しく滑らかな軽量オリジナル生地を採用。吸湿放湿性の高い生地で蒸れにくくなっています。
トップスは、指穴付きで寒いときには手まで覆う事が可能。パンツは、調整ストッパー付きで裾の長さの調整ができるなど快適に着られる工夫が満載です。
商品ラインナップ | 長袖・ロングパンツ |
性別 | ユニセックスS~L |
季節 | 春・秋・冬 |
素材 | 生地本体:コットン34% / レーヨン33% / ポリエステル30% / ポリウレタン3% リブ:コットン90% / ポリウレタン10% |
公式サイト:ブレインスリープ ウェア サーモコントロール
グンゼ KaiminNavi長袖長パンツ
グンゼからは、睡眠改善インストラクターが考えた、寝返りや横向き寝がしやすい快適パジャマ『KAIMIN NAVI(カイミンナビ)』が登場しています。
脇の縫製を前身頃側にずらすことで脇に縫い目が当たらないようにするなど、ストレスを軽減する工夫がされています。
薄手のやわらか素材を採用し、春から秋用、秋冬用、夏用などさまざまな素材やデザインのパジャマが揃っていますよ。
綿100%やシルク100%のパジャマも多いので、肌へのやさしさをこだわりたい方にもおすすめです。
商品ラインナップ | 半袖Tシャツ・半袖上下セットアップ(前開きタイプも有り)・長袖上下セットアップ(前開きタイプも有り) |
性別 | メンズ・レディース |
季節 | 春~秋・秋冬・夏 |
素材 | 綿100%・シルク100%・綿混(ポリエステル80%、綿15%、ポリウレタン5%) |
公式サイト:グンゼ KaiminNavi長袖長パンツ
PAJAMAYA IZUMM フリースパジャマ
PAJAMAYAのIZUMMフリースパジャマは、『リラックスして寝ること』に特化したフリースのパジャマです。
吸湿性の高いレーヨンを合わせているため、フリースなのに汗を吸うのも特徴。軽くて暖かく、お手入れも簡単。IZUMMのフリースは、一般的なポリエステル100%の生地では得られない快適さがあります。
フリース最大の悩みである静電気ですが、特殊繊維を練り込むことで静電気が起きにくくなっているので快適に着ることができますよ。
首元のタートルネック形状、袖や裾は絞られているので、すき間から入ってくる冷気をシャットアウトし、保温した空気を逃しません。まるで毛布に包まれているような温かさのなか気持ち良く眠れます。
商品ラインナップ | ー |
性別 | メンズ・レディース兼用 SS~XL |
季節 | 秋冬 |
素材 | ポリエステル 70%、レーヨン 30% |
公式サイト:PAJAMAYA IZUMM フリースパジャマ
PAJAMAYA IZUMM ふんわり 2重ガーゼ モダンストライプ
PAJAMAYA IZUMMの2重ガーゼパジャマは、春夏におすすめのパジャマです。汗をかいても吸収して素早く放湿してくれる、ふんわりコットン100%の2重ガーゼ。
縫い代がチクチクしてストレスに感じる方のために、裏側の縫い代はできるだけ袋縫いと折り伏せ縫いで仕上げています。
通気性バツグンでお洗濯も簡単。洗濯後にはガーゼ生地に空気が含まれるため、よりふんわり柔らかな着心地になりますよ。
先にしっかりと糸を染めてから織り上げる、色落ち・色移りしにくい染色技法で、美しく深みのある色合いを長く楽しむことができます。
商品ラインナップ | ー |
性別 | メンズ・レディース |
季節 | 春夏 |
素材 | 綿100% |
公式サイト:PAJAMAYA IZUMM ふんわり 2重ガーゼ モダンストライプ
パジャマ工房 オーガニックコットンパジャマ
パジャマ工房は、創業から63年、職人が一つひとつていねいに作っている日本製のパジャマです。
農薬を使わず、環境にやさしい有機栽培で育てられたオーガニックコットンを使用。やさしい肌触りや安全性から、肌が敏感な方におすすめです。
オーガニックコットンを使ったパジャマのラインナップも豊富で、天竺ニットなど春夏用・夏に涼しいガーゼ・秋冬用に中厚ニットなど・中綿が入った冬用パジャマなどとさまざまな素材から選べます。
襟なしや前ボタンなしタイプ、締め付けないチュニックタイプなどデザインも豊富です。
商品ラインナップ | 【春夏】 薄地天竺ニット 【秋冬】 中厚スムースニット 接結ニット 【冬】 中綿入り 【夏】 一重ガーゼ |
性別 | メンズ・レディース(子ども用有り) |
季節 | 春夏・夏・秋冬・冬 |
素材 | オーガニックコットン100% |
公式サイト:パジャマ工房 オーガニックコットンパジャマ
Foo Tokyo シルクパジャマ
Foo Tokyo(フートウキョウ)では、最高級の6A/5Aランクのシルクを使用したパジャマや、肌触りの良いオーガニックコットンのルームウェアなど、着心地を第一に考えてつくられています。
高級シルクなど厳選素材を使用しているだけあってお値段もそれなりですが、とにかくデザインがおしゃれ!
スウェットタイプでも生地の肌触りや動きやすさなどの機能性はもちろん、デザインの細部にまでこだわり抜かれていて、どれもスタイリッシュなパジャマとなっています。
布の端が肌に触れないように縫製されているため、どこに触れても滑らか。素肌に吸い付くような着心地を実現しています。自分へのご褒美はもちろん、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれますよ。
商品ラインナップ | トップス・ボトムス・上下セットアップ・チュニックタイプ・ワンピースタイプなど |
性別 | ユニセックス・レディース(キッズ有り) |
季節 | 春夏・秋冬 |
素材 | シルク・綿 |
公式サイト:Foo Tokyo シルクパジャマ
睡眠の質を上げるレディースパジャマおすすめ3選!
ワコール 睡眠科学 パジャマ
ワコールの睡眠科学パジャマは、動きやすさ、温度の心地よさ、肌触りの良さを考えてつくられています。
前開きタイプがメインですが、デザインやカラーも豊富で、綿100%やシルク100%と肌にやさしい素材でつくられています。
寝返りしやすい立体設計や、吸湿放湿性・吸湿発熱タイプ、サラッとした肌触りになるようシワ模様を付けるなど、それぞれこだわりの商品となっています。
商品ラインナップ | ・寝返りしやすい立体設計パジャマ ・ふわごころ ・三重ガーゼふんわりやわらかパジャマ ・なめらかでやわらかい天綿パジャマ ・オーガニックコットンパジャマ ・ミントデザインズコラボパジャマ ・シルクサテンパジャマ ・ふんわり軽やかパジャマ ・サテンパジャマ ・プレミアムパジャマ ・サラッとした風合い綿100%パジャマ ・ふんわりあったかパジャマ |
性別 | レディース |
季節 | オールシーズン・春夏・秋冬 |
素材 | 綿100%・シルク100% |
公式サイト:ワコール 睡眠科学 パジャマ
カラダノミライ自然通販 COCOSILKシルクパジャマ
最高級シルク100%で、光沢が美しく肌触りもバツグンなパジャマ。累計販売数は5,400枚を突破し、楽天ランキングでも1位を獲得している人気のパジャマです。
偽物も多いシルクですが、COCOSILKのシルクは、世界トップレベルの厳しい基準をもって衣料品など繊維製品の安心・安全を証明するOEKO認証のシルクです。
こちらのパジャマは19匁(もんめ)。匁とはシルクの重さの単位で、そのなかでもやわらかく軽いパジャマに適したシルクが使われています。
シルクは、吸湿性と通気性に優れた素材で快適な着心地を実現。高い保湿性もあり、余分な水分は逃して潤いをキープし、乾燥が気になる季節でも肌がしっとりしますよ。
商品ラインナップ | ー |
性別 | ー S~XXL |
季節 | オールシーズン |
素材 | シルク100% |
公式サイト:カラダノミライ自然通販 COCOSILKシルクパジャマ
眠+(ミンプラス) トラベル パジャマ
旅行中に寝られない方のために、作業療法士である菅原洋平氏監修のもと、睡眠医療のノウハウを活かして開発されたトラベルパジャマです。
旅行先のパジャマや浴衣では寝られないという方も多いと思いますが、このトラベルパジャマは着心地にこだわってつくられています。
睡眠の質を上げるためには、睡眠中の汗をしっかり蒸発させることが大切。人は眠りはじめから90分で最も汗をかくといわれているのですが、このときに素早く汗を吸収して蒸発させることがカギとなります。
トラベルパジャマは、吸水速乾の特殊な生地を使用。特殊な織り方で肌に触れる裏面は綿100%、表面はポリエステル100%で、蒸れにくい着心地を実現し、深い眠りへと導いてくれます。
商品ラインナップ | ー |
性別 | レディース |
季節 | オールシーズン |
素材 | 裏面綿100%。表面ポリエステル100% |
公式サイト:眠+(ミンプラス) トラベル パジャマ
睡眠の質を上げるパジャマ選びのポイント
睡眠の質を上げるパジャマについてご紹介してきましたが、ここからは、選び方のポイントを5つご紹介します。
季節に合ったパジャマを選ぶ
睡眠の質を上げるには、季節に合ったパジャマを着ることが大切です。特に、夏は汗をかきやすいため、通気性や吸湿性に優れた綿や麻などの素材を選びましょう。
逆に冬の時期は、保温性が重要です。断熱性が高くやわらかい素材のウールやフリース生地だと暖かく眠れますよ。
最近では、オールシーズン用のパジャマも登場していますが、やはり真夏や真冬は合わないことがあるので、春夏用、秋冬用など季節に合ったパジャマを着ることが睡眠の質を上げるポイントです。
着心地や機能性から選ぶ
前述のように、パジャマを選ぶうえで大切なのは、通気性や吸湿放湿性、保温性、着心地です。
また、生地に特殊繊維を練り込んで疲労回復や睡眠の改善ができる素材を使ったリカバリーウェアもあります。
コットンやシルク素材は肌触りがよく、通気性や保温性にも優れています。化学繊維ならレーヨンが肌触りや通気性が良いのでおすすめ。敏感肌の方は、肌がチクチクすることがあるので天然素材のパジャマを選びましょう。
冬は暖かいフリース素材を選びがちですが、吸湿放湿性が低く蒸れやすいので要注意。季節に合ったもので快適に寝られそうな素材、肌触りが良い素材をを選ぶようにしましょう。
セットアップやワンピースなど形状から選ぶ
パジャマには、上下セットアップのものやワンピースタイプなどの形状があります。
上下セットのパジャマは定番の形状で、身体に合う形でつくられていて前開きタイプや頭から被るタイプのものから選べます。
サイズが合わないとウエストのゴムがきつかったりと、血流が悪くなって寝心地にも影響してくるので、通販など試着できない場合は、普段着のワンサイズ大きめを選ぶのがポイント。
ワンピースタイプは締め付けがなくゆったりと着られるのが特徴ですが、はだけて足が冷えることがあるのでレギンスを合わせるのもおすすめです。
双方のメリットとデメリットを比較して、快適に寝られそうな形状のパジャマを選びましょう。
落ち着いたカラーを選ぶ
パジャマの色選びも重要。色は人の心理に大きく影響することが分かっているので、パジャマには落ち着いた色を選ぶようにしましょう。
例えば、赤や黄色、オレンジといった明るい色は、気分が高まったり興奮したりしてしまうので、睡眠の質を上げたい方にはおすすめできないカラーです。
黒やグレー、ネイビー、茶色、くすみカラーなどの落ち着いた色は、気分を落ち着けてくれるので、睡眠の質を上げやすくなるでしょう。
お手入れのしやすさ
清潔なパジャマは睡眠中の快適さをキープし、不快感を減らします。そのため、定期的に洗濯するためにお手入れしやすい素材を選ぶことも大切です。
洗濯を間違うと、色落ちや縮みの原因になり着心地にも影響してしまうので、洗濯表示を確認し、通常の洗濯が可能か、縮みにくい素材か、乾燥機の使用がOKかなどを見ておきましょう。
睡眠の質にこだわったブランドから選ぶ
睡眠の質を上げたいなら、快眠パジャマを展開しているブランドから選ぶのもおすすめ。
以下にご紹介するTENTIALやSIXPAD、BLAIN SLEEPといったリカバリーウェアや、ワコールなどのブランドは、より良い睡眠がとれるよう工夫されたパジャマを展開しています。
どれを選べば良いか分からないという場合は、睡眠の質を上げるのにこだわっているブランドから選ぶのもひとつの方法です。
睡眠の質を上げるパジャマとは?
そもそも、睡眠の質を上げるパジャマというのは、どのようなものなのでしょうか。睡眠の質を上げるパジャマの条件を3つご紹介します。
締め付け感がなく、ゆったり着られる
窮屈な衣類で寝ると、寝返りが打ちにくかったり締め付けられるような感覚になったりと大変不快ですよね。
締め付け感が強いと血行が悪くなったり、無意識のうちに身体や脳が緊張してしまったりするので、副交感神経が優位になりにくくなってしまいます。
リラックス状態になるためには副交感神経が優位になることが大切。パジャマはゆったりと着られるサイズのものを選びましょう。
サイズは、普段着ているものよりもワンサイズ大きいものがおすすめです。大きすぎても寝返りが打ちにくくなるので、適度なサイズ、伸縮性のある生地、首回りにゆとりがあるものが適しています。
肌触りが良く、着心地が良い
自分が触って心地よいと思うパジャマは、気持ちが落ち着くので眠りにつくまでの時間を短縮することができます。
快適な肌触りというのは、やわらかい、ツルツル、ふわふわ、サラサラした素材が人気。
綿やシルク、裏起毛。夏など汗をかきやすい時期は麻などの生地もおすすめです。可能であれば、購入時に実際に触ってみて質感を確認してみましょう。
吸湿放湿性に優れた素材か
人は、睡眠中にコップ1杯ほどの汗をかくといわれていますよね。パジャマの通気性が悪いと蒸れてしまい、途中で目が覚めるなど寝苦しさの原因になってしまいます。
睡眠の質を上げるためには、吸湿放湿性に優れたパジャマがgood。
特に夏は汗をかきやすいため、吸湿性に優れた麻やガーゼ素材、ワッフル素材などは、熱や水分が逃げやすいのでおすすめです。
睡眠の質を上げるパジャマに期待できること
睡眠環境を整えることで睡眠の質を上げることができますが、パジャマで睡眠の質が上がるのはなぜなのでしょうか。
入眠儀式により眠る準備が整う
それぞれ寝る前に行うことがありますよね。例えば、歯磨きをする、トイレに行く、パジャマに着替えるなど。
これらは入眠儀式といわれていますが、この儀式を行うことで寝る準備ができたと脳が反応して寝付きが良くなる、というワケなんです。
パジャマに着替えるだけで儀式によって入眠しやすい状態になりますし、パジャマは締め付けない設計のものが多いので、リラックスした気分で心地よく眠ることができます。
中途覚醒が起こりにくい
前述したように、睡眠中は脳と身体の修復、疲労回復や成長促進を行っていますが、中途覚醒といって、睡眠の途中で目が覚めてしまうと、修復などが行われなくなってしまうんです。
中途覚醒の原因は、寝返り・寝汗による蒸れでの寝苦しさ・冷えによる尿意が挙げられます。
着心地、蒸れや冷え対策などこだわってつくられたパジャマは、中途覚醒が起こりにくく、快適に眠ることができます。
深い眠りにつながる
パジャマは、普段着よりもゆったりとしたサイズなので身体を締め付けません。血の巡りを邪魔しないので、脳も身体もリラックスすることができます。
また、素材や着心地などにもこだわってつくられたパジャマは、心地良いので触覚を通じて脳がリラックス状態に。
脳をリラックスさせるとスムーズに副交感神経が優位になるため、質の高い睡眠へとつなげることができます。
睡眠の質を上げるパジャマのお手入れ方法
パジャマの洗濯方法は、素材によって異なるので洗濯表示を確認しましょう。
綿や麻などの天然素材は、基本的に洗濯機で洗うことができますが、色落ちが気になる場合は単独で洗うようにしましょう。
ウールやシルクは、洗濯機で洗うと縮みやすくなるので手洗いがおすすめ。手洗いがむずかしい場合は、クリーニングか、どうしてもの場合は洗濯機の1番やさしく洗えるモードで洗いましょう。
乾燥機の使用も縮みの原因になるので、風通しのよい場所で自然乾燥させましょう。
洗濯頻度ですが、一般的には週に2~3回だといわれていますが、汗をかきやすい場合は毎日洗うのがおすすめです。
ただ、衛生面では毎日洗う方が良いのですが、独自の機能を持たせている素材やシルクなどのデリケートな素材は、生地の劣化を早めてしまうので洗濯頻度や洗い方には注意が必要です。
睡眠の質を上げるパジャマの寿命。買い替えの目安は?
パジャマは、素材や使用頻度などによっても異なりますが、一般的には2~3年が寿命です。毎日着て洗濯するなど使用頻度が高い場合、平均寿命よりも早く劣化してしまいます。
生地が伸びたり薄くなったり、型崩れを起こしているパジャマは、着心地が良くなく質の高い睡眠が取れなくなってしまうので、パジャマの買い替えサインだと言えるでしょう。
睡眠の質を上げるとはどういうこと?
睡眠の質を上げるには、睡眠中に行われる脳と体の修復・疲労回復と成長促進を最大化させることが大切です。
睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠があるということはご存じかと思いますが、眠りに入った最初のの90分のノンレム睡眠中に成長ホルモンが最も分泌され、この90分の間に脳機能の修復、身体の疲労回復が行われます。
ノンレム睡眠のあとのレム睡眠も、脳を刺激して覚醒に導くことで、脳をつくり育てるのにとても重要です。
この睡眠サイクルを阻害しないことが、睡眠の質を上げるカギ。パジャマや寝具、寝室の室温などで睡眠環境を整えることで、睡眠の質を上げることができます。
まとめ
睡眠が上手く取れないと感じた場合、まずはマットレスや枕などを変える方が多いですが、実は、パジャマでも睡眠の質が大きく左右されます。
睡眠の質を上げるパジャマ選びのポイントは、素材、デザイン、色、季節、お手入れのしやすさで選ぶとgood◎
ご紹介したパジャマは、生地に機能性を持たせたものや、素材や肌触りなど着心地にこだわったものばかりなので、睡眠の質を上げたい方にぜひおすすめしたい商品ばかり!
自分に合ったパジャマを見つけて、質の高い睡眠をとりましょう!